肖像画(ポートレート)

訃報  去る6月2日  作編曲家、ピアニストの羽田健太郎氏が肝細胞癌で逝去された。
享年58歳  素晴らしい音楽家のとても早すぎる旅立ちである。

私が羽田健太郎さん(通称ハネケンさん)のお名前を初めて知ったのは何時だったろうか?
ハネケンさんはクラシック出身でありながら、早くからスタジオミュージシャンとして活躍、歌謡曲、演歌、フォーク、ロックとジャンルを問わず、様々な歌手、アーティストのレコーディングに参加されていた。

さださんとはグレープ最後のオリジナルアルバム「コミュニケーション」を初めにさださんのソロ初期のアルバムには必ず参加されていた。

その中でも特に印象深いのはアルバム「うつろい」の中の「肖像画」(ポートレート)と言う曲の中でのハネケンさんのアコースティックピアノで、特に中間奏、エンディングの演奏はとても素晴らしい。さださんのライナーノーツにもこの時のハネケンさんの演奏が如何に素晴らしかったが書かれているほどだ。

それとアルバム「夢供養」の「療養所」(サナトリウム)もハネケンさんのアコースティックピアノなのだが、こちらもとても素晴らしい演奏である。

氏の事跡ではドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の音楽が一般的に知られているところか
私は劇場版「宇宙船艦ヤマト~完結編~」が印象に残る。
それとテレビ「タモリの音楽は世界だ」でベートーベンの変装で出演されていたメガネの奥の人懐こそうな優しい瞳が印象に残っている。(この番組でギターの松原さんやドラムの島村さんを初めて見たっけ)

確か去年の東京文化会館での加山さんのコンサートにもさださんと共にゲストとして出演され、加山さんから「今日は変なギャグを飛ばす人が二人も来ている」とか言われながら元気なお姿を拝見したばかりなのに・・・

偉大で素敵な音楽家がまたひとり逝かれてしまった。

                                 ~合掌~

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