大河ドラマ「篤姫」レビュー5訂正部

前回の「篤姫」レビューの中で誤りのある部分がわかりましたので、此処に訂正させていただきます。

一橋慶喜の記述中、14代将軍家茂の時に就いた職制について「政治総裁」と書きましたが、慶喜が就いた正しい職制は「将軍後見職」で、この時「政治総裁職」に就いたのは越前候松平春嶽(慶永)でした。

「安政の大獄」~「桜田門外の変」後の動乱期に入った時期、どちらも何がなんだか判らないまま将軍にさせられてしまった家茂を補佐し、何とか幕府の威信を保とうとした苦肉の策ではあります。

この辺りは「竜馬が行く」や「飛ぶが如く」などの司馬遼太郎作品に詳しく記述されていますが、より幕府側からの視点で書かれているものとしては、十五代将軍となった慶喜の半生を描いた「最後の将軍」、慶喜に無理やり引っ張りだされ、幕末の動乱期に京都守護職を命じられ、戊辰戦争では維新政府軍と死闘を演じた会津中将松平容保の半生を描いた「王城の護衛者」、佐幕、倒幕両方からキーパーソンと見られた鯨海酔候山内容堂を描いた「酔って候」、幕末短編集「幕末」等がお勧め・・・全て司馬作品です。新撰組ファンには「新撰組血風録」と言う作品もあります。

本大河ドラマ「篤姫」は宮尾登美子さんの「天樟院篤姫」が原作のようですが、私はまだ未読です。
政治向きの小説は好きなんですが、どうも「大奥」が舞台ってのはちょっと苦手ですね。

興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか、よりドラマの中に入り込めるかも知れません。
ただ、脚本家や演出家によっては原作と大分違う構成にする作品もあるので、この辺りは難しいところですね。

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