桃花源

私が今いる職場では昼~午後2時まで社長の趣味でNHK-FMを掛けている。
「昼の歌謡曲」で掛かる「演歌」が社長一番のお気に入りなのだが、今日は「西条秀樹」さん特集だった。まっそれはさておき・・・・

午後1時からの番組が「秋の唄特集」だったらしい。
と言うのも1時からはこちらは各部屋を行ったりきたりで落ち着いて聴いてる暇はないのだ。(仕事中だから当たり前なのだが)
で、デスクに戻ると「紅葉」が聴こえてきた。そのまま暫く自分のデスクで仕事をしていると「小さい秋見つけた」や「村祭り」などが流れたのだ。

学生時代「合唱部」で指揮をしていた頃はよくこのあたりの歌を唄っていたので、とても懐かしい気分に浸ってしまった。
「赤とんぼ」や「故郷」等と言った郷愁を誘う唄は心に沁みるものがあり「あ~日本人なんだな~」と思ったりする。「秋」には良い歌がたくさんある。

実は秋という季節が一番好きだ。涼しい、と言う事もあるけれど「茜色」に染まった夕空や天高い澄み切った青空や、「紅」や「黄」に染まった鮮やかな「紅葉」、なんといっても食べ物が美味くなる。そして何とも「センチメンタル」な気分になるのが良い。

ふと思ったのだが、日本の四季ほどはっきり季節感が分かれる国は珍しいと何処かで聴いた事がある。ならば「秋」は蒸し暑くて苦しい「夏」と寒くて雪が降り積もる厳しい「冬」との狭間のほんの束の間の安らぎと癒しの季節なのかもしれない。
そうこの国はたぶん、「秋」に生まれた。だから本州を「秋津島」と言う。
そしていつか冬が来て何もかもを閉ざし、やがて来る「春」に生命は蘇る。

「桃花源」・・・この唄のような美しい景色が、きっとこの国にも確かに存在したに違いない。そして今もきっと何処かで、ひっそりとこのような景色を守って暮す人々がいるのかもしれない。


私が「合唱部」時代好きだった曲

   ~小さな木の実~ ビゼー作曲
          
 小さな手のひらに一つ
 古ぼけた木の実握り締め
 小さな足跡がひとつ
 草原の中を駆けて行く 

   パパとふたりで拾った
   大切な木の実握り締め

 今年又秋の空を
 少年はひとり駆けて行く 

 小さな心にいつでも
 しあわせな秋はあふれてる
 風とよく晴れた空と
 温かいパパの
 想い出と
 
   坊や強く生きるんだ 
   広いこの世界おまえのもの

 今年又秋が来ると
 木の実は囁くパパの言葉

(散々、日本は良い。見たいな事を言っておいて
外国の曲を挙げるのも何なのだが、良いものは国内外を問わないよね)


ついでに昔自分が書いた詩です。

    ~季節の変わり目~

 朝の一番街抜けて
 いつも通いなれている筈の
 バス停前へと急ぐ
 眩しい陽射しに

 時折吹きすぎていく
 冷たい風が 
 暑い夏の終わりと
 季節の変わりを告げる

   昨日までならそんな事
   気付きもしなかったくせに
   今日の君は少し大人びて
   まるで何処かの詩人のように 

 「ホラ、又木の葉がひとつ
  舞い落ちる」

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