美しき日本の面影  ~夏、長崎から~

さださんが雑誌「旅」の中で書かれた連載コラムを束ねた「美しき日本の面影」を購入した。
正直、連載中はさださんのコラムの為だけに、毎月余り読まない旅行雑誌を買うのは「もったいないな」と思ったので行きつけの大型書店に行きついでに”立ち読み”で済ませていた。

だが、さださんの描くエッセイは時に涙無しでは読めない文章が多いので、立ち読みには本来不向きだ。だいたい、「中年親父が雑誌を立ち読みしながら泣いてる」なんて図は決して美しいものではない、どころかこれほど醜いものは無いではないか?

と言う事でこの度の単行本化はとても嬉しい、「新潮社」さん、ありがとう!!

まだ途中までしか読んでいないが、各章とも30数年間、全国を旅してきた「旅の達人」さださんらしい広く好奇心旺盛な視野と、どんな人にも、どんな風景にも、どんな出来事にも、優しく、温かく、時に真摯に向き合って来られた目線で彩られている。

グレープ時代の旅の始まりから桜の木との出逢い、などコンサートでも聴いてきた事、そしてその裏話、関ってきた人々の思い出、時に可笑しく、時に悲しく、或いは感動的な出逢いと別れ・・・平和について、音楽について、この国の有り様について
そして何より、まだまだこの国に住んでいる、或いは棲んでいる、妖精達について・・・

「夏、長崎から」をどのようにして始められ、どのような思いで続けられたのか、などなど
読み進むにつれ、引き込まれていく。 まだまだこれからじっくり読むとしよう。

今年で最終回の「夏、長崎から」・・・
今年のゲスト発表もタウンメールであった。
加山雄三さん、BEGIN、平原綾香さん、コロッケさん、大竹しのぶさん、吉田政美さん
チキンガーリックステーキ、佐田玲子さん。

第一回からテレビ中継があればビデオに録画した。
来生たかおさん、松山千春さん、谷村新司さん、堀内孝雄さん、強烈に印象に残っている泉谷しげるさん、など多彩なゲストとこのイベントから生まれた「広島の空」や「長崎の空」
そしてもはやこのイベントのテーマ曲と言っても良い「祈り」

一度は行きたい、と思いながら、とうとう参加が叶わなかった「夏、長崎から」
私のように諸事情で行けなかった方もまた、多勢いらっしゃるだろう。
でも「この一瞬でもいいから、あなたの大事な人の笑顔を守る為に何をしたらいいかを考えてください」と言うさださんのメッセージは確かに伝わっている。と信じたい・・・

「私は 祈る以外に、知恵も力も持たないけれど 短い花の命を ささやかなこの愛で染めたい」(祈り)

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  • 美しき日本の面影/さだまさし

    Excerpt: 美しき日本の面影/さだまさし 月刊誌「旅」に連載の随想16編をまとめたものです。 Weblog: 仮想本棚&電脳日記 racked: 2006-11-04 14:10