晩鐘

台風一過のすっきりした秋晴れだった。もうすっかり秋も深まってきた感じだ。
会社への道すがら、つい先日まで匂っていた金木犀もこの3日間降り続いた雨でだいぶ散ってしまった。

先週の土曜、日曜はわが町や近隣の町の神社での秋祭りが行われた。
わが町の連合町会では氷川神社の例大祭で、町会ごとの神輿が繰り出し「ワッショイ、ワッショイ」の若集の掛け声が響いていた。我が家の前の通りにある町会会館が待合所になっており役員さんたちが集まっては祭りの段取りなどを仕切っていた。

隣町では稲荷社の秋祭り、提灯を通り一面に廻らして社の前には白い幡がはためいていた。

「村祭り」と言う歌のなかに「どんどんひゃらら、どんひゃらら、朝から聴こえる笛、太鼓」と言う歌詞があるが今は祭囃子もカセットテープである。祭りのメインは神社本殿前で行われるカラオケコンテスト、時代も変わったものだ。

私の住む市の中ではかなり古い町では鎮守の氷川神社も由緒があり、大きい。この町の秋祭りでは今も「神楽」が奉納されている。

日本人は宗教観が希薄と言われているが、どっこいこんな所に「神」は息づいている。
それは町や村の鎮守様に今年の豊作と無病息災を感謝し、来年も同じように町や村を守っていただきたいと願う、民のささやかな心だ。

我が家でも「奉納金」数千円と引き換えに「お札」と「紅白饅頭」が届いた。師走になると来年の干支が描かれた絵馬が配られる。

村祭りが終わればもう晩秋、風も吹くたびに冷たくなってくる。こたつ、出そうか・・・

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック