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<<   作成日時 : 2011/03/18 23:24   >>

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東北、関東太平洋岸地震による火力発電所及び原子力発電所の被災…特に原発の被害は毎日の報道で皆様周知の如くですが、それらに伴う電力供給力不足を是正し、首都圏、周辺への大規模停電を防ぐべく東京電力供給圏に於いて「計画停電」が今週より実施されています。

「計画停電」とは一日24時間のうち早朝6:20〜夜22:00の約16時間を5つのブロックに分け、さらに圏域に存在する区市町村を5グループに分け、毎日グループ毎に時間ブロックを割り当て、そのブロック時間帯に当たったグループ地区内を(ブロッック時間帯の中で3時間)停電にし、それを順次他のグループにも実施して行き、電力の供給量と需要量とのバランスをとり、首都圏域の大規模停電を防止する。と言うもの。

例えばA市B町一丁目、C市D町4丁目がグループ1で、今日の割り当ては6:20〜10:00までの時間ブロック、とするとこの二つの町はこの時間帯でおよそ3時間、停電になる可能性がある。と言う事になります。
但し、供給量が需要量を上回っているときには回避されることもある為、割り当てられた時間に停電しないこともあるのです。

また、日によっては一つの地区グループに二つの時間ブロックが割り当てられることもあり、両方の時間ブロックで停電が実施される事もあるのです。

私の住む町はグループ4に所属していて昨夜は18:20〜22:00の時間ブロックが割り当てられていました。それまでは割り当てられた時間でも回避されてきたのですが昨夜はとうとう実施されました。

職場も同じグループ4に入っていたため、16時で仕事を終了し17時に帰宅、買い物、食事を済ませ18:20を迎えましたが、停電はせず、でも前日のこの時間ブロックのグループが19:00からだったことを思い出し、「もしかしたら今日も19:00?」と思っていたら19:00丁度に停電・・・私の家はおろか周り中の家々も、近所の高層マンションからも明かりは消え、街灯も信号も消え、本当の真っ暗闇・・・・あたかも町が消えてしまったかのようで、聞こえるのは時折走る車の音だけ・・・

私は懐中電灯の明かりを頼りにラジオをつけ、そのあとは懐中電灯も消してずっとラジオを聴いていました。

ふと気が付くと真っ暗なはずの窓ガラスからうっすらと光が差し込んでいることに気づき、「なんの明かりだろう」と外へ出てみると・・・・そこにはなんとも素敵な月明かりが煌々とさして射しており、懐中電灯などなくてもはっきりと家々の姿や威風堂々と聳え立つ高層マンションの姿などをとても幻想的に映し出しておりました。

古人たちはこんな夜をずっと過ごしてきたのだな…などと思ったりしてね。

普段は家々やビルなどから大量に放出される光で夜の空や、星々の光などはおよそ見えたりしないのに、月明かりだけの風景がこんなにも明るいなんて気付きもしませんでした。

正直、いつ実施されるのか、されないのか、わからない「計画停電」に圏域に在住、在職している人々は毎日振り回されています。
過度な品不足、不安を煽るような報道や流言飛語、etc


それでも私たちは元気で、生きている。

被災地域で、避難所で、多くの方々が頑張っておられる姿をテレビで見るにつけ、本当はその方たちを元気づけなければいけない私たちが逆に励まされています。

天皇陛下も国民に「励まし」のお言葉をかけられました。
直に国民に呼びかれられたのは、昭和天皇の「終戦の詔」以来と言う事で、今回の震災がいかに大変な出来事であったか、「国難」であるか、を改めて思いました。

関東大震災、第二次大戦での敗戦、近くは阪神淡路大震災、などなど、幾多の艱難辛苦に遭いながら、この国は、この国の国民は挫けず再興を果たしてきました。

きっとまた、必ず復興を遂げ。さらなる「日本」を創り上げるために・・・

ひとり、ひとりが出来ることは小さなことかもしれませんが、それが一憶2000万結集すれば必ず大きな力になるはず。

先ずは夜中に真っ暗になる事を楽しむゆとりから・・・夜の闇に燦然と輝く月明かりを愛でる心から・・・
始めましょう・・・節電、節水、買占め禁止!!

何時か、同じ月明かりの下で、「あんなに大変なことを良く乗り越えたよね」と、皆で笑える日が来ることを祈りながら・・・

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
素晴らしいブログ記事でした。
感動すら覚えます。

私なんかどう書こうかと右往左往するばかりです。
「普通がいい」と言われれば、さださんネタ書いてみるし、不謹慎かな?と思ったり・・・・・

今言葉を発するのは難しいですね。

それに比べ羽柴さんは表現が美しく又心に届きました。

災害に対して様々な記事がありますが、やはり書きたいように書くしかありませんね。
こういちまま
2011/03/19 20:02
こういちままさん、いらっしゃい。
コメント、ありがとうございます。

お褒めの言葉を頂いて恐縮です。が、実際の筆者は中々の怠け者で、こうでも書かないと節電も何も実行できないから、いわば自分への戒め、足枷として書いているところもあるんですよ。「書いちゃった以上はやらなきゃいけないよね?」みたいな感じで・・・
先ほどから今も部屋の電気は全部消してラジオ(もちろん電池でね)を聴きながら書いています。
「月明かりがこんなにもきれいだとは」は本当に思いましたね。

この時期、何かを書く、表現する、ことは確かに難しいですが自分の感じたこと、思ったこと、を書いていくのが一番いい事だと思います。

こういちままさんの書く「さださんネタ」を楽しみになさっている方々は多いのですから(もちろん私もその一人です)不謹慎と言う事はないと思いますよ。と、言うかそう言う記事に元気や勇気を頂いている方も多いのではないでしょうか?
羽柴小一郎
2011/03/19 22:41
とっても素敵な記事をりがとうございます。読みながら情景が浮かんでくる、まるでさださんの歌詩のようでした(*⌒-⌒*)
和紙に透かしたようなやさしいお月様の光には癒されました
ぞろめ
2011/03/25 17:40
ぞろめさん、いらっしゃい。コメント、ありがとうございます。

月明かりの下では本が読めそうなほどの明るさでした。けれど、先日3回目の夜の計画停電は、折からの雨で月は出ておらず、本当の暗闇でした。しかも寒い!!

それでも自宅の布団の中でラジオを聴けるのですから、贅沢は言えませんよね。

まだまだ問題は山積みですが、それでも「復興」の足音は少しづつ始まって来たようです。

「頑張れ!ニッポン、頑張れ!東北」
羽柴小一郎
2011/03/26 20:40

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