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zoom RSS 大河ドラマ「天地人」レビュー18 〜第40話、41話〜

<<   作成日時 : 2009/10/11 22:38   >>

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関が原の戦後処理は家康の主導のもと行われた。
三成、小西行長、安国寺恵慶らは斬首、、宇喜多秀家は八丈島へ遠島、他取り潰し、十数家。

そんな中、上杉家への処断はどう下るのか?衆目のまとであった。

家老であり上杉家執政の兼続はある秘策を旨に家康の謀臣、本田正信の元を訪ねていた。
そこには何と遠山某の姿も・・・

しかし兼続は遠山某の挑発的発言は徹底的に無視し、正信にある頼みごとを託した。

景勝、兼続主従は家康の御前に呼ばれ、申し開きと謝罪を求められるが、「正義は尚此方にあり、謝罪するつもりなど毛頭ない。」と跳ね返す。

ここでも「ネチネチと」「その方らに義があるなら何故、負けた。」と景勝主従に皮肉る家康さん。
「直江状」にも苦情を言うと兼続は「太閤殿下の意思に反して動き回る何方かの本当のことを書いて諸侯に示したまでのこと」と応えて家康さん、またまた激怒!!自分で話題を振って置いて怒るのも筋違いかと?

そんな上杉主従の態度で「上杉もこれまでだな」と噂するもの。
「あの内府に臆する事無く、潔白を主張するとは流石は上杉」と賞賛するもの、と評価は二分。

関が原戦後からの家康の態度に危機を感じた福島正則は小早川秀秋の許を訪ね、「此処で上杉までも改易されては家康に物申す大名が居なくなってしまい、最早徳川の専横を止める事が出来なくなる。」と話し、上杉存続の嘆願を依頼した。
関が原以降、病床に伏していた秀秋は福島の話を聞くと早速に淀殿の元を訪ね、上杉家存続の為家康への取り成しを乞い、淀殿は家康を呼びつけそのことを話すが、家康は取り合わず退出しようとする所を秀頼が呼びとめ「上杉家を残すよう」言うと福島がそれに同意、

徳川家中の重臣会議でも「上杉など取り潰すべき」と主張する榊原康正以外は「上杉は関が原では実際には戦闘に及ばず、戦力は充分保持している。仮に上杉が決起すれば今度こそ此方側に付いていた豊臣恩顧の大名どもは上杉を担ぎ当方に刃を向けてくる危険もある」と言う意見も出、決定打は本田正信の「実は家老の直江が米沢を当家に託す、と、言って来ている」と家康に明かし、家康は「ならばとことん上杉を利用してやろう」考え、こうして上杉は会津120万石から出羽米沢30万石へ大減封されながらも存続を許された。

兼続の秘策とは、徳川秀忠軍に軍鑑として付き従っていた本田正信も「関が原遅参」の責任の一端を家康から責められており、兼続は其処を突いて「正信殿の子を当家の養子に向かえ米沢を継承していただく」と言う言葉を餌に正信の関心を引いたものと見られる。

妻のお船は最初反対するが、上杉敗戦の責任を自分ひとりで引き受ける覚悟の兼続の覚悟を知り承諾したのだった。

家康にしても上杉が起てば今度こそ戦後処理に不満な豊臣恩顧の大名や一応本領を安堵された島津や野心家の伊達政宗などが決起するかも知れないまだまだ不安定な徳川政権(まだこの時点では家康は豊臣家の筆頭大老に過ぎない)では75%の減封、転封がおとしどころだったのだろう。

生き残る事ができたはいいが、75%減収で、領地も変わる上杉家中では家臣たちに募る不安の中、兼続は「家中、誰も放逐などしない」、つまり「リストラはしないよ」宣言。「だから米沢についておいで、行きたくないものはしょうがない。出来る限り(他家への仕官とか、就職斡旋ね)のことはしよう」と家臣団に告げるのだった。

しかし、旅立ちの朝、兼続が見たものは勢揃いする6千の家臣全員の姿であった。

米沢に入った上杉家中では景勝が家臣に頭を下げたり、謙信公の亡骸を米沢城内に安置したりして家中の心を一つにしたが、切実な問題として今後の生活をどうするか、が家臣全員の関心事だった。

皆が動揺する中、兼続は家臣に対し「先ずは堤をつくり、農地を開墾し少しでも石高を増やしていこう」と告げるが家臣達は「それは侍を辞めて農民になれと、いうことか?」と反発
兼続は「そうではない。開墾した農地は知行地として認める」「先ずはわしが自分の禄で始めるつもりだ」と説明する。そんな中、重臣たちの中から「自分がやろう」と手を上げるものが現われ、兼続の提示した「農地開墾」は次第に広まりを見せた。

兼続は父、惣衛門の案内で新居(と、行っても中古の屋敷を改築して一族三所帯が共同で住む)に赴くと義母や子供たちに囲まれ、(本田正信との約束の養子問題で長男の子供店長が家出をしたり、病気になったりはしたが)束の間の穏やかな時間を過ごし、惣衛門の娘の祝言の夜、父惣衛門とゆっくり語り合う。

数日後、惣衛門は妻と語らった後、ひとり縁側で兼続の幼い日、共に過ごした時間を思い起こしながら、日溜りの中眠るように旅立った。

惣衛門の眠る傍らで景勝は「そちは戦場でこそ手柄を立てたことは無かったが、今上杉家が此処に起っておられるのは間違いなくその方のお蔭じゃ」と賛辞を送った。

何か、今回分で「最終回」でも良かったくらい、惣衛門さんと兼続君との語らいの場面はとても良かったな〜
その前に家出した子供店長を諭す惣衛門さんもとても父親や祖父らしくて良かった。
結局高島さんの演技が良かったって話なんですけど・・・あっ、まだまだ家康さんの「上杉いじめ」が続くのね。


この後も上杉家は幾度と無く災難に見舞われ、江戸中期には禄高15万石くらいまで?落ち込み幕府に対し「もう大名やってられないので廃業させてください」と「会社更生法適用願い」を出したが「自力再生しなさい。廃業は認めません」と、どっかの航空会社みたいなことを言われ、散々努力した結果、藩政改革の父「上杉鷹山」の登場を見るのであります。
今ドラマ中、惣衛門さんの娘のお婿さんが「色部」と紹介されていましたね。
それって「忠臣蔵」に出て来る上杉綱憲の家老「色部」のご先祖様なのでしょうか?

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