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zoom RSS 大河ドラマレビュー 16 〜第38話〜

<<   作成日時 : 2009/09/21 22:18   >>

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「ふたつの関が原」

東西呼応するように起った兼続と三成・・・上杉勢は最上、伊達に備えるが徳川方は三成らの挙兵に反転、西へ向かう。
西へ向かう徳川の背後を衝けば西軍勢と挟み撃ちに出来ると言う兼続らに景勝は、敵の背後を突くのは上杉の「義」に反する、と反対し、「それでも徳川の背後を衝くと言うなら自分を斬って行け!!」と・・・
勿論そんなこと出来るはずない兼続は三成の健闘を祈る。と、これが前回まで・・・

まっ、この辺が「上杉」の限界だったか、あまりにも「義」に拘りすぎて千載一遇のチャンスを逃してしまいましたね。
本当は秀吉の遺訓を蔑ろにして自分の思うままに振舞っている家康の方が遥かに「義」におとっているのだから上杉が背後から攻撃するのなんて「当たり前」で、何故か徳川の陣にいる元北条の家臣にして上杉義兄弟の仲を裂いた張本人遠山某の言う「上杉は義を以って戦いに臨んでいるから背後から襲うような真似はしない」と言う言葉を聴かない家康さんはある意味正しい。

で、上杉さんが長谷堂城にて最上軍と対峙している時、遠く離れた美濃関が原では、東西両軍の戦いの火蓋が切って落とされていた。

戦いは初め、三成方の大谷形部や宇喜田秀家等の奮戦により西軍がかなり有利に進めていた。

大正だか昭和の初めだかの頃、当時日本陸軍の軍事顧問としてきていたドイツ陸軍の将校たちに「関が原戦役」の時の東西両陣営の配置図を見せ、「この配置図だけでどちらの軍が勝ったか判るか?」と、日本の軍人が尋ねた所、そのドイツ人将校たちは、「西軍主力は三方の高い山に布陣し、一方の東軍は主戦力が狭隘な谷づたいに関が原に出ようとしている。この配置なら間違いなく西軍の勝利だったろう。」と、答えた。

しかし、結果は逆である。と日本の軍人が告げるとドイツ人将校たちは「何故?」と皆疑問を口にしたという。

そう、「配置図」だけではわからないのが本当にその場で戦っている人間たちの心、それぞれの人間模様なのである。

戦いは西軍有利なまま午後となったが、今一歩の所で東軍も踏みとどまっていた。

三成は山上で陣を構えて動こうとしない小早川秀秋と、徳川軍の背後の山上で陣を構え此方も動かない毛利軍へ再三再四進軍を要請するが、両軍とも動かない。

徳川方では家康本陣までもが危機に陥る中、予てから脅しておいた小早川の寝返りを待っている。
(実際、家康さんはかなり危なかったようで、一説には実はこの時家康は既に討たれていたのを謀臣本田正信らが家康にうり二つの人物を連れてきて影武者、と言うか身代わりに立てた。なんて話もありますわな。たしか、この数年後に起きる大阪の陣でも家康さんは実は真田幸村軍に討たれていて、その後の家康は本田正信らが担ぎ出した「身代わり」だったって言う話もあったり、確かその話を題材に小説家なんかもあったような気が・・・)

そして、山上の陣では小早川秀秋が悩んでいた。「今は西軍有利、このまま自軍が山を下り徳川の側面を衝けばこの勝負は一気にけりがつくだろう。石田冶部は自分を「関白に据える」と言った。だが、秀頼が大人になれば、自分も秀次のように捨てられるのではないか?」と言う疑心。
そして徳川家康の執拗な威圧・・・その板ばさみである。

そんな時自陣に大砲の砲弾が徳川方から撃ち込まれる。(家康の脅し・・・いやはや本当に執拗ですね。)

その轟音によって頭が真っ白になってしまった秀秋は、自軍へ進軍命令を発令してしまう。家臣は「いずれに」と問うと、「石田冶部を討つ!!」と・・・

小早川軍が動いた事で日よっていた毛利軍も動き、その両軍が西軍目指して駆け下りて、形勢は一気に逆転。

味方の大軍に裏切られた西軍諸将は大混乱を着たし総崩れに・・・

大谷形部は自刃、三成は重臣島佐近が敵を一手に引き付けている間に戦場を辛くも離脱。

「天下分け目」の「関が原」はあろう事か豊臣家の身内と言って良い小早川秀秋の「裏切り」によって東軍、徳川家康の大勝利となってしまった。

そんな頃、上杉軍は最上を攻めていたが、「関が原」での西軍大敗の報がもたらされると伊達、最上などが上杉軍めがけて進軍すると言う報ももたらせられ、退却を余儀なくされる。

三成の安否を気にしながらも、景勝ら上杉本軍を無事に退却させるべく自ら「殿軍」を買って出る兼続。

そして、上州上田では「真田軍」が徳川秀忠率いる東軍別働隊を得意のゲリラ戦法で散々に打ち負かし、秀忠は肝心の「関が原」主戦場へ遅参。激怒した家康に暫く会ってもらえなかったそうである。

三成はほうほうの体で居城佐和山まで帰り着くが、そこで見たものは燃え盛る佐和山城であった。

そこへ何とか城を脱出してきた初音さんと合流。洞窟へと身を隠すが・・・

うって変わって大阪城では・・・西軍総大将に担ぎ上げられた毛利輝元のおっさんは幼君秀頼君とお遊びに興じており、御母堂様の淀殿に「毛利様は戦場にお出ましにならないで宜しいのですか?総大将が城にいては士気に関わるのでは?」と嫌味を言われているのに・・・

「万事、石田冶部たちにお任せあれ、きっと大勝利は間違いないでしょう」などと能天気な事を仰っておられました。

乾坤一擲の大勝負も、「方々、お集まり頂いて、このご恩一生忘れません」と諸将に言った言葉も、全てが報われなかった石田三成。・・・島佐近の(あれ大谷形部だったかな?)言ったと言う「それが12万石の限界よ!!」だ、そうです。


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