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zoom RSS 大河ドラマ「天地人」レビュー 第16話、17話

<<   作成日時 : 2009/05/02 22:30   >>

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御館の乱は武田と同盟した景勝側の勝利となり、武田との同盟の推進役だった兼続はその功に於いて景勝から上杉家の家老職就任を打診される。

しかし、兼続はそもそも乱の発端の一部を担ってしまった事と思いのほか戦が長引き上杉の内部統制を乱してしまった責任を一人で背負い、上杉を離れようと考えていた。

一方、武田との友好の証に、と景勝へ輿入れした菊姫は景勝に「武田を守って欲しい」と懇願するが景勝は「それは約束できない」と言われ心を閉ざしてしまう。

(兼続が家老にですか・・・弱冠20歳そこそこで越後守護職、関東管領家の重役とは・・・
守護職と言えば今で言う知事、しかも軍事権と警察権と裁判権も併せ持っている。管領職も合わせれば越後、信濃から関東八カ国までその権限は及ぶという巨大な職制である。{もっともそれはその権限を承認すべき室町将軍が健在なら、と言う最大な条件が付く。で、室町最期の将軍である足利義昭が信長から京を追われてしまったので既に室町体制は有名無実なんだけどね。なにせ、関東管領の下にいるはずの相模北条家が上杉を攻撃しているのだから・・・}三権分立とか民主主義とかって概念そのものが無い時代だからね。そこの家老と言えば副知事で参謀本部長で主席判事である・・か?
なんにしても重責であり、大体殿様自身はその家の象徴的意味合いのほうが実権より大きいから、即ち家老が主君から全権を委任されるケースが多い。株式会社で言えば地方ブランド会社の専務って言う所かな。)

兼続は仙桃院に菊姫の説得を頼み、仙桃院は菊姫の元を訪れ、話をする。
其処へ兼続も訪れ菊姫に中庭で咲いている「雪割り草」を見せ、「冬は雪に閉ざされても、この花が咲くのを見ると越後の民は春の訪れを感じる」と話す。
その庭は亡き華姫が好んで草花を愛でていた場所であり、仙桃院は華姫を想い涙し、それを見つめていた菊姫はやっと仙桃院や景勝に心を開いた。

乱のあとの残党討滅や戦後処理も終わり、兼続も景勝の度重なる説得に応じ、泉沢久秀とともに若き家老に就任し、雲桃庵時代の小姓衆だった者たちもそれぞれ城や領地を拝領するに至った。
それは来るべき織田軍との決戦を鑑みての事でもあった。
重臣吉江や直江信綱も当初こそ反対したが、兼続の今までの働きや景勝への忠勤を慮って家老職就任を祝った。

しかし、何時の時代も自分の頭上を越して出世するものを妬む奴はいるらしく、その者は直江信綱と口論の挙句城中にて刃傷に及び、双方とも傷ついてしまう。
その場に急行した兼続に信綱は「上杉を頼む」と言い残し息絶えた。

景勝は兼続に対し、信綱の後を襲って直江の名跡を継ぐように命じる。
つまりはお船さんの後添えになって直江の婿さんになりなさい。と言う意味で、元々はお船さんに気があった景勝もそこんところは複雑なのだが、上杉の重臣の家を絶えさせる訳にも行かず、まあ、兼続ならいいか・・ってなわけで、
やっとこそさ、兼続は「樋口余六兼続」から現代では一般的な通り名「直江兼続」となったのである。

さてさて、そんな頃、織田信長軍は北国方面軍司令官北の庄城城主柴田勝家の働きにより越中から加賀、能登などを押さえ着々と上杉討伐の準備を進め、東は関東方面軍司令官滝川一益と盟友徳川家康の働きにより武田勝頼軍を破り、西と南から越後を包囲する形が出来上がりつつあった。

上杉では若き家老、直江兼続が作戦参謀となって景勝とともに「魚津城」を越後の最終防衛線と決め、重臣の吉江の志願を受けその地へ配し、また寺侍集団を味方に付け忍びとして織田軍を探らせるなど、来るべき決戦に向けて戦闘態勢を整えつつあった。

そして、武田征伐を終えた織田軍本営ではちょっとした事件が起きていた。

信長を上座に据え、武田征伐に参加した諸将が戦勝祝いを言上し、その順番が明智光秀に来た所、明智は「やっと武田に勝つ事ができた。今宵はめでたい」と言った。その後に事件は起きた。(司馬さんなんかの小説だとこの時光秀は「我等長年の骨折りで・・・」と言った所、信長は烈火のごとく怒り「お前にどれ程の働きがあったか、骨を折ったのは全てこのわしではないか!!」と光秀を足蹴にし、衆目の面前で罵倒された光秀はそれを恨み、やがて「本能寺」に至る。と書かれている)
ま、信長が光秀を足蹴にしたのは本作でも同じ、周りの諸将も引きまくり・・・其処へ助け舟を出したのは徳川家康。

深夜、光秀の陣所で密会の光秀と家康。って、そんなところで有力武将が密談してたら目立つだろ!!と、突っ込む。
もっとも信長、と言う人は「猜疑心」が強い、と、言われながらも光秀や秀吉を疑う事はあまり無かったようで、自分が拾い上げた「猿」と「金柑頭」は自分に逆らう筈がない。と言う絶対的な自信があったのでしょうね。
「本能寺」の本当の主犯は誰だったのか?は兎も角、そんな信長のささやかな「過信」が墓穴を掘ってしまったのでしょう。

もう一個,突っ込むと、柴田勝家や滝川一益が上杉攻め、武田攻め、に一生懸命になっている時、羽柴秀吉もまた中国方面軍司令官として播磨から備中へ進軍し来るべき「毛利」との決戦に向けて戦の真っ只中の筈で、のんきに信長の御前で石田三成なんぞを紹介してる暇は無かった。と、思いますが・・・まあ、其処がドラマ・・・ですけどね。

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