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zoom RSS 大河ドラマ「篤姫」レビュー22 〜第44話〜

<<   作成日時 : 2008/11/08 23:30   >>

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幼帝を擁してまで、あくまでも武力倒幕を目指そうとする岩倉、大久保、西郷
それに対し、倒幕などあってはいけない、そのようなことになれば大乱を引き起こす、とあくまでも幕府を頂点とする諸侯連合の政治を目指そうとする小松。

岩倉具視は下級でも公家の出、「朝廷中心の政治」を目指すのは解りますが、大久保や西郷が何故其処まで「武力倒幕」に突き進んだのか?「慶喜が自分たちの言う事を聴かない」と言うのも理由の一つなんだろうけど、まっ大久保は兎も角、西郷は斉彬や篤姫とともに嘗ては「慶喜将軍擁立」の先鋒として動いていた筈なのに・・・

この辺が幕臣をして「長州は初めから幕府に敵対していたから倒幕に動くのは理解できるが、薩摩は最初自分たちから幕府へ近づいて、幕府が当てにならないと見るや長州や朝廷に近づいて幕府を朝敵に仕立て上げた」と言われるのだろうね。
一説に討幕派諸藩の藩主達のなかには「自分の家臣たちは自分を将軍にして○●幕府を造る為に働いてくれている」と(かなり本気で)思っていたものもある。らしい。し、「関が原合戦の敗北〜家康による減封・転封」など藩主のご先祖様の恨みを晴らす。為の倒幕、と考えている向きもあったようだ。(約300年前の恨みを覚えているってのも凄いが、{徳川征伐}こそ先祖累代の悲願って言う大藩もあったらしいね。)

小松君は盟友坂本竜馬に自分の思いと大久保、西郷との間に知らないうちに溝が出来てしまったことを感じると話す。
坂本竜馬は、そんな小松君の危惧に対し、自分が考えた「日本を内乱から救う方法」を述べる。
所謂船中八策、と呼ばれる日本の新政権構想。
それは「先ずは徳川宗家が政治を朝廷に返上する(大政奉還)。そうすれば討幕派が武力で幕府を討つ大義名分が消滅する。その上で朝廷を政治の頂点に置き、上下院議会を設ける。公家、諸侯有為の者を政治顧問とする」等と言うもの。

それを聴いた小松は平和裏に事を動かすには最早この案しかないと、坂本に頼み、土佐藩からの建策として幕府へと上奏する。
早速に将軍慶喜は在京諸侯とその家老たちを参集し意見をもとめると、小松は「大政奉還」こそ日本を大乱や諸外国勢力から守る道」と篤く説き、慶喜は「大政奉還」を決断する。

大久保、西郷は「このままでは武力での討幕はできない」と岩倉に訴える。
岩倉も既に用意していた「勅書」を放り投げるが、西郷から「策をもってしても」と言う言葉を引き出す。

小松と坂本は「大政奉還」が為された事で一安心する。叉坂本は自分が考えた新政権構想のメンバーを小松に見せるも、それに坂本の名は書かれていなかった。
小松は何故?と坂本に問うが「わしは政には興味は無いけに、勝先生に昔言われた(。日本は海に囲まれているがその海は一つに結ばれている。)わしの夢は海援隊でその海を駆け巡る事」と自分の夢を熱く語る。
竜馬は「いつか、幕府も武士も公家もない、皆が平等に政に参加し、言いたい事を言える。そんな世の中が絶対に来る。その時代をこの目で見たいものだ」と小松に話す。
小松はその坂本竜馬を眩しい思いで見つめ、お互い肩を叩きあい友情を深めていくのであった。

しかし、それから数日後の深夜、竜馬は京都近江屋にて中岡晋太郎と滞在中のところを刺客に襲われ、夢半ばで非業の最期を遂げる。それを薩摩で伝え聞いた小松は絶叫するのであった。
後に京都見回り組みを名乗る者が捕縛されたので幕府側の暗殺か?とも見られるが、薩摩藩、土佐藩、長府藩や尊皇派過激分子など、多勢力の関与が噂され、真実は闇の中である。
で、先の西郷や岩倉の「策を弄しても・・・」の話に繋がる訳だ。

竜馬の政権構想では「諸侯会議」の座長には「徳川慶喜」の名前が記されていたようなので、「慶喜」の存在そのものを否定している勢力がこれを良く思うはずが無い。ま、直接的に岩倉や西郷が関与しているかどうかは藪の中だが、本作や他の幕末物でもこの二人が竜馬暗殺に関与しているような描写って結構あるような・・・

さて、江戸城大奥では慶喜の「大政奉還」を伝え聞き、「自分たちの処遇はどうなるのだろう」と上を下への大騒ぎとなっていた。
篤姫は「大政奉還」の推進役が小松だと滝山から教えられ、「何故?小松さんがそのような事を・・・」と途方にくれ、勝倫太郎に詳しい話を聴きたいと思う。

暫くして、篤姫の御前に召しだされた勝は、自分の弟子たる坂本竜馬と言う者が京で暗殺された事、「大政奉還」は武力に訴えようとする討幕派から徳川宗家を守り、日本を内乱の危機から救うために竜馬と小松が謀ったこと。などを篤姫に伝えた。

竜馬、小松の真意を聞いた篤姫は「自分の使命を忘れておった」と、大奥の主立つものを集め、「私は戦う覚悟が出来た。大奥は自分が絶対に守りぬく。命に代えても」と、だから大奥のものは皆、安心するようにと、告げる。
静かに聴いていた「和宮」も「私も母上様とともに戦いまする」と、一堂の前で宣言し、それに釣られるように本寿院も「私だって、戦いますよ」と無理やり宣言する。
篤姫はそれらを聞き届け「宮様も、母上様も、共に戦ってくださる。皆、安心するよう下々にも伝えよ」と、力強く意思表明するのであった。

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