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zoom RSS 大河ドラマ「篤姫」レビュー13 〜第33話〜

<<   作成日時 : 2008/08/23 22:39   >>

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井伊大老が「桜田門外の変」に斃れ、幕府の威信は失墜。
残された老中達は幕府の権威回復と攘夷派懐柔の為、井伊大老が画策していた「公武合体」案を進めようとする。

老女「重野」からその話を聞いた「篤姫」は義理とは言え将軍の母の自分を蔑ろに事を進める老中達を呼びつけ叱責するが、老中等は「これが幕府の威信を回復し、朝廷と結ぶ最善の策」との一点張り・・・。

「篤姫」は許婚がいるにも拘らず幕府と朝廷の政治の具とされるかも知れない孝明帝の妹「和宮」を自分の昔の姿に重ね、心を痛めていた。

その頃都では思いもかけない徳川家への降嫁という話に戸惑い、悲しみにくれる「和宮」、孝明帝は「日本国のため」と説得して降嫁を承諾させる。
その裏には「幕府に恩を売る事で攘夷を断行させる」と言う岩倉具視の具申があった。

今作大河は舞台背景が「幕末動乱期」と言う事で登場人物が次々に入れ替わっておりますな。
幾島さん、井伊直弼が相次いで退場となった今回からは幕末の悲劇のヒロイン「皇女和宮」、明治維新の名プロデューサー「岩倉具視」、が登場!!

「和宮」役の堀北真紀さん、CMでの彼女しか知らないのですが・・・ちょっと微妙です。
一方「岩倉具視」役の片岡鶴太郎さんは既に大物俳優の雰囲気。幕末維新最大の黒幕、既に登場初回から一種の凄みを感じさせます。

その他「和宮」生母、「観行院」役の若村真由美さん、「和宮」付き女官、庭田嗣子役の(役名を散々台詞で連呼されてましたね。)中村メイ子さん、「九条尚忠」役、磯部勉さんなど中々の芸達者な役者さんが登場していますね。

薩摩では、「井伊大老襲撃」に参加した有森(弟)が帰国、誠忠組の面々はその行動を賞賛するが、忠教から「切腹」させよ。と命令が届く。
その命を不服に思い、またぞろ「決起」と逸る誠忠組を放っておくことの出来ない小松は忠教に「殿の直々のお言葉を誠忠の者に御掛けください」と懇願する。
忠教は大久保に対し「今はまだ大事ではない。やがて来る時の為、命を粗末にする事の無いよう、その方が皆をまとめてくれ」と諭すのであった。

(血気盛んな・・・と言ってしまえば簡単ですが「突出!!脱藩」と騒いだ挙句主君からの「諭し状」に絆され、「誠忠組」と名乗りながら、「井伊大老襲撃」に参加したものの話を聴くとまたぞろ「決起」と騒ぎ、藩命や決起した後藩に降りかかるであろう災難を顧みないってのはどうなんでしょう・・・で、またまた忠教の一言で宥められるとは・・・幕府や諸藩が揺れていたように、この時代の若者達もまた、「何が正しいのか?」「自分はどうすればよいのか?」と揺れ動いていたのでしょうか)

「出来もせぬ攘夷断行を約し、帝の妹君を降嫁させるなど、それこそ幕府の信を失うのでは?」と問う篤姫に家茂は「最早攘夷を唱えていては日本は立ち行かぬ、と言う事を和宮から帝へ話していただけるよう、この婚儀が幕府と朝廷の架け橋になれるように」と返答する。
将軍としてすっかり成長した家茂を眩しく見つめる篤姫。

そんな篤姫の元に薩摩から「一度帰国されてはどうか?」と言う書状が届く。
斉彬から贈られた薩摩の絵の掛け軸を眺めながら、「家茂様もご成長された。私の役目も終わり・・帰国か・・それも良いかも・・・」と思う篤姫。

しかし、その書状は何かと政に口を出す篤姫を疎ましく思い、また「和宮降嫁」で起こるであろう身分の上下差による篤姫との軋轢を回避する為、篤姫を薩摩へ遠ざけようとした幕閣達の仕掛けた姑息な罠だった。

それを知っておとなしく引き下がる程お人よしでない「篤姫」は「これで思い出した。亡き上様とのお約束を、将軍家を守り抜くと言う・・・」
「少しでも、薩摩へ帰ろうと思った自分が恥ずかしい。今こそ上様とのお約束を果たさなければ」
「重野」「滝山」を従えて、燃える炎の瞳がきりりと締まる篤姫は「和宮様は武家の仕来りをご存じないであろうから、一から教えて差し上げねば・・」と準備に取り掛かる。

そんな篤姫の心中など知らぬ和宮御一行は「例え大奥へ入っても武家の仕来りなどは受け付けぬ。諸事万端公家風を貫く」構えであった。

(なるほど、篤姫VS和宮は結局、武家風VS都ぶりの対決だった訳なんですね。普通の嫁VS姑より始末が悪いですね。今でも文化や宗教の違いと言った対立が国際紛争の火種になったりしますが、大奥でもこう言う事が繰り広げられたんですね。これじゃ確かに「どろどろドラマ」になりますわな。
果たして大河ではこの問題をどう扱っていくのでょうか。楽しみですね)

そうそう、夜の京、御所に於いて、おそらくは(関東へ下る)傷心の「和宮」の心を慰める為、哀しくて優しい音の笛を孝明帝が吹いていましたが、このシーンでやっと、孝明帝役が何故東儀秀樹さんだったのか、がわかりました。
流石は宮中雅楽のご出身ですね〜。
吹き替え無しであれほどの笛を奏でられる役者さんはそういないでしょう。

しかし、どんだけ外国嫌いだったんでしょうか、孝明帝は・・・





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