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zoom RSS 大河ドラマ「篤姫」レビュー6〜23〜24話〜

<<   作成日時 : 2008/06/22 15:53   >>

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囲碁を通じて少しずつ心を通わせていく家定と篤姫。

家定に「合った事もない人物を次期将軍に推すのは可笑しい」と言われ、篤姫は早速に一橋慶喜と対面する。
しかし始めてあった慶喜は篤姫に対し型どおりの挨拶をするばかり、篤姫の「今の幕政や外国との交渉をどうお考えか?」と言うご下問にも「私は御政道の事を口に出来る身ではなく、それは将軍家のお役目」とそっけない。

また、篤姫は「一方にあって、もう一方に合わないのは方手落ちじゃ、慶福様にもあって見たい」といつものごり押しで「花見の宴」に紀伊慶福を招待する。

慶福は招待していただいた御礼など、如才なく挨拶し、篤姫も好感を覚え、しばし二人で花を愛でたり、親しく歓談をした。
その二人を見て「まるで姉君と弟君のよう」と目を細め喜ぶ本寿院様ご一行と、内心やきもきと気をもむ幾島さん。
歓談の後、慶福に菓子を進める篤姫、しかし慶福が菓子を口に近づけた瞬間何かに気付き「皆様、菓子を食べてはいけません。傷んでおります」と叫ぶ。(これはもしかしたら毒を盛られていた、と言う事でしょうか?)年寄り達は責任者をこの場に引き出し、この菓子を食べさせろ、と激高するがそれらを嗜め「とりあえず大事には至りません。お咎めはなきよう。私から願います」と、とても大人な意見を述べた慶福、これで満座の方々の慶福好感度ががぜんアップ。(って、もしかして慶福のマッチポンプ?だとしたら中々食えぬイケメンである)

そして・・・いつものように五目並べに興じる家定夫妻・・・「慶喜はどうであった?」と聞く家定に対し「あの方は何をお考えなのか、どうにもわかりませぬ。」と率直な意見を延べ、「上様もハリスと合われるのでしょう?」と逆突っ込み。「それなんじゃが、彼の者はアメリカ式の立ったままの会見を希望している。しかも背がとても高いらしい。このままでは見下されてしまう。そちに何か良い考えは無いか?」「私の考えで宜しいのですか?」「そちにしか相談できるものは居らぬ」・・・何気ない家定君の言葉に心が温かくなるのを感じる篤姫でありました。

一方、最近は家定君にトンとご無沙汰の「お志賀の方」は赤い折り紙で「千羽鶴」を折る。
御付の女中が「まだ折られるのですか?」と、恐るおそる訪ねると「お志賀の方」は上様のご息災を願う為・・・と微笑みながら鶴を折る。部屋一杯の赤い折鶴・・・(かなり病んでますね。鶴田さん、とても怖〜い演技でした)

そんな中、大奥総取締り「滝山」が何処からどう聞いてきたのか幾島さんが斉彬の内命を受け、次期将軍に慶喜をすえようと画策している事を本寿院一派に伝える。しかもその首領は篤姫ではないか?と・・・
今まで可愛い嫁、と思っていた篤姫が自分たちがもっとも忌み嫌う水戸派の密命を帯びていたと知った本寿院は激高する。
(って、何で其処まで黄門様は嫌われたのでしょうか?確かに倹約を督励していたようですが、まあ、庶民にしてみれば大奥ほど政治機構的に無駄なところは無く、以前、「篤姫の衣装には糸目をつけるな!!」と言った幾島さんや「兎も角上様にお渡り頂くよう最高の飾りや着物を用意させよ」と言ったお年寄り達には、庶民の暮らしに対し「パンが無ければケーキやお菓子でも食べればいい」と何気なく行った事が後に一大市民革命の引き金になったマリーアントワネットの姿と思わず重ねちゃいましたよ。つまり庶民感情がわかっていない。
いつの時代、何処の国でも「貴族」とか「政治家」とか「特権階級」とかの人たちはそう変わらないようですね。)

水戸斉昭が何処まで世情に通じていたかはわかりませんが、内憂外患の今「大奥だけが従来どおり勝手気まま、贅沢三昧というわけには行かない」と言う考えはお持ちだった。しかもそれを言うのは将軍家の身内であり「天下の副将軍」と世間から呼ばれる自分しかいないだろう。と言うのが斉昭の考えだったのかもしれませんね。

ちなみに江戸幕府の体制では「将軍」の次は「老中首座」であり、「副将軍」と言う職制は存在しません。
ただ、御三家以下諸大名の中で唯一「江戸在府」を許され「参勤交代」を免除されていたのが「水戸徳川家」だった。また、水戸徳川には将軍継嗣権が無い代わりに常に江戸に在府し、将軍に不測の事態があれば次期将軍が決定するまでその職を代行するように、と言う神君遺訓があり、いつかその話が庶民に伝わり「水戸様は天下の副将軍」と言う話が広がったらしい。
ドラマ「水戸黄門」では例の印籠の件で「前の副将軍」と言っているが、はるか昔このドラマが始った頃は「前の中納言」と言ってる。水戸家の極官が「四位の権ノ中納言」だった為だが本当は此方が正しい。

さて、アメリカ総領事ハリスとの対面は篤姫の奇策「畳を高く積み上げてその上に家定に上がってもらい、ハリスの背長けでも将軍を見上げるようにする」と言う作戦が功を奏する。
ど肝を抜かれるハリス一行、それを見下し悦に入る家定君、はるか天井を見上げ恐れ入る幕閣達。
しかし、一人だけそんな家定に対し冷ややかな視線を送る慶喜。
家定君もその視線に気付き、「あっこいつ今笑った?嫌な奴!!」と思ってしまった。

大奥ではハリス家定対面の席に慶喜が陪席をすると聴いた本寿院が「家定危うし」と取り乱し、会見場に行こうとする。それを阻止するため出てきた篤姫に詰め寄る本寿院は激高の余り失神してしまう。
今更ながら篤姫は如何に大奥では水戸、一橋が嫌われているかを思い知らされる。

その夜、いつものように五目並べに興じる家定夫妻。家定は「そちのお蔭でよい会見であった。」と素直に礼を述べる。しかしそのあと「只叉やってしもうた」・・・「何をですか?」・・・「叉うつけの真似をしてしもうた」(と、高く積み上げた畳の上でハリス相手に歌舞伎の如く大見得を切る家定君の回想シーン)
しかし、本寿院の事もあり余り元気の無い篤姫・・・「なんじゃ、もっと笑うかと思ったぞ」「いえ、可笑しいです」と空元気を出す篤姫・・・

そんな篤姫を気遣いながら家定は「以前はこの国や幕府のことなんかどうにでもなれ、と思っていたが今は違う。アメリカとの条約やこの国のあり方・・・どうすればよいか考えるようになった。」と言う家定君。
少しだけ、逞しくなった夫を支えて生きたい。と思わず願う篤姫。
しかしそんな束の間の二人の幸せな一時も、時代の流れ、回りで蠢く人々の思惑が奪ってしまう。

急展開の次回をお楽しみに!!

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