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zoom RSS 大河ドラマ「篤姫」レビュー3

<<   作成日時 : 2008/05/04 00:45   >>

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いよいよ「篤姫」は将軍家へ輿入れの準備の為江戸へと旅立つ。
新幹線も飛行機も無い時代、輿に乗っての長旅は大変だったろうね。一応大大名だけに立派な輿なのだろうが狭い室内、ずっと正座で、暖冷房もテレビも無く、ただただゆられていくだけ、途中山坂も越えなければいけないし、海路でも木造帆船で波荒い外洋を行くのだから、今なら空路2〜3時間を当時は陸路、海路を使い途中、京の都にて養父斉彬と懇意の近衛家に挨拶に立ち寄ったりしながら2ヶ月も掛かって無事「江戸」に到着。

その前に「富士山」を拝したときの「篤姫」の心中はいかばかりだったろう。そりゃあもう「思えば遠くへ来たもんだ」って感じだろうね。逆に私等関東の人間が関西や九州に例えば出張なんかに出かけた帰りに新幹線の車窓から「富士山」が見えると「あ〜帰ってきたな」と思うけど・・・

さて、薩摩を発って、途中船で凄い嵐にあったりしながらも主従の絆を深めた「篤姫」と老女「幾島」
藩邸に入ると待ち構えていたのは「旅路」の苦労なんか目じゃないほどの斉彬夫人との軋轢だった。
公家出の藩主正妻と分家からの養女・・・当時では格段の身分差だったのでしょう。

一方、薩摩では「篤姫」の実父が病で亡くなったり、西郷吉之助(後の隆盛)が斉彬に江戸に呼ばれたり、肝付尚五郎もお城づとめでお役を貰い主君の近習となるが肝心の主君は江戸に上がっている為「仕事が無い」と周囲に嘆く。が、やがて・・・彼は師と仰ぐ小松清猷の妹おちかに叱咤され、「薩摩を頼みます」と自分を信頼し江戸に経った「篤姫」を思い出し、自分が今やらなければいけない事を思考する。
実父の逝去をもまともに知らされない。「悲しい」とも口に出来ない。武家の妻女ってのは悲しいものだったんですね

江戸では斉彬の息子が急死し、その心労からか斉彬も倒れ病床に伏す。
家臣達は先代藩主斉興とその側室「お由良の方」が斉彬を呪詛している、と取り沙汰し彼らを成敗しようとするものまで表れるが、「篤姫」は西郷を通してその動きを封じ、なんと斉興、「お由良の方」との直接対決に及ぶ。
「呪い」とか「調伏」とかを真剣に考えていた時代。「医術」より「加持、祈祷」が重視され、家族も家臣も「読経」と「水垢離」と「食断ち」の日々。今ならみんな病人になってしまいますよ。もっとも「呪い」とか未だに実行している人も居られるようで、恐ろしいのは「人の心」とは、今も昔も同じようです。

その後、斉彬夫人の必死な看病などもあって斉彬は回復、いよいよ将軍家輿入れへの準備・・・と言うところへ叉も横槍が入る。
天下の副将軍、を気取る徳川家ご意見番、烈候水戸斉昭・・・「外様の分家の娘を将軍家に迎えるなどとんでもない。島津には幕政を私するつもりじゃ」と大反対
老中阿部正広や越前候松平春岳は最早幕政に対し「外様」だ「譜代」だと言ってる場合じゃなく有能なものがその舵を執らなければこの難局は乗り切れぬ。そしてそれには島津候の力が必要、と考えている。
結局この対立も「篤姫」が斉昭と対面する事で解決!!

「篤姫」って今で言う「親父ころがし」がとても上手なようで、最初の方での国家老「調所笑座衛門」との対決や斉興、斉昭との対決でも傍から見るととても無謀に相手の懐深く飛び込んでは結局相手を感服させ、虜にしてしまう。思えば斉彬との最初の出会いもそうでしたが、これらの話がほぼ真実だとしたなら本当に「篤姫」は聡明で賢く、叉それでいやみを感じさせない、天性の明るさをも持ち合わせていたのでしょうね。

先ほど「親父ころがし」と書きましたが、「篤姫」の行動は結局、噛みあわないと思われた「幾島」との関係も良好にし、もっと複雑だった斉彬夫人との関係も好転させたようです。

今回の大河ドラマは主役の「篤姫」とその回りの方たちに若い俳優さんを多く配しながらも肝心の所は大物俳優でがっちり固めていて、「篤姫」とその大物俳優陣との「対決」場面が要所要所でも見所になっていますね。
これからも井伊直弼(中村梅雀さん)や一橋慶喜(?)や勝海舟らとの対決場面もおそらくはあるわけで、そういう場面に期待したいです。

ところで12代将軍家慶公が忘れ形見家祥様は無事に十三代将軍を宣下され名を家定と改められました。
果たしてこの御仁の人となりはどうなんでしょう。
母君の似顔絵を書くと言っては「アヒル」の絵を描いたり、新しい火鉢で「せんべい」を焼いては「老中」に食わせたり、「上手く焼けなければ縁談は破談じゃ」と言ったかと思えば、母君の「上手く焼けましたよ」と言う言葉で「篤姫」との縁談を承諾したり、「篤姫」の人となりを老中から「とても御聡明におわします」と聴けば「不憫なものよのう。大奥に入ればそんなもの邪魔になるだけなのに」と姫の事を気遣うような発言をしたり・・・

まああの「アヒル」の絵は「わざと、かな」と思いますが、なんか食えませんね。彼は・・・
老中や幕閣らの反応を見て「楽しんでいる」とも取れますし、「役」としてはこう言うのって凄く難しいと思いますよ。
そういう意味では役者さんの腕の見せ所、と言うか「やりがい」あるんじゃないでしょうかね。良い意味で「遊べる」って感じだし・・・

と、まあ3回分くらい纏めて書いてみました。いよいよ「興し入れ」と肝付君のご結婚ですよ。

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