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zoom RSS ドラマ「海峡」

<<   作成日時 : 2007/11/18 15:45   >>

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昨夜、NHKドラマ「海峡」の第一回放送を見た。

内容は朝鮮半島で生活を営んでいた在留邦人の女性が第二次大戦終戦間際から戦後の動乱により、様々な困難にあいながらも懸命に生きる姿を追った近代史ドラマ・・・

主題歌をさださん、音楽を渡辺俊幸さんが担当すると言う、それだけの動機で見てみたのだが・・・

私たちが知り得る第二次大戦のイメージと言えば、大陸戦線、真珠湾、南方戦線の悲惨さ、本土空襲、沖縄陥落、広島、長崎の原爆、戦後で言えばシベリア抑留・・・学校の授業でもテレビのドキュメンタリーでもこのあたりが殆んどである。

戦中、戦後を通じて軍人以外の在外邦人がその動乱期に如何に大変な思いで祖国へ引き上げ、どのような思いを抱えて暮らしてきたか・・・と言う話は余り聴いた事がなかった。

現代でも、ずっと音信不通だった遠くの親戚の、合った事もない子供を引き取るって言うのは難しいものだろう。ましてや戦後の、自分たちだけでも生きるのが大変な時代である。

おそらくこう言う悲劇はあの時代、日本のあちこちであったのだろうな、と思うと平和な時代に暮らしている分、胸が痛む。

過去から現代まで続く日本と隣国との哀しい歴史も相まって、悲しい物語である。

ドラマ中の日本人経営者と朝鮮人社員との相反する考え方などは如実にそれを表していたし、色々面倒を見てもらい、気になっていた人が実は日本人ではない、と知らされた時のヒロインの思い、それでも「何時かは逢える」と信じ、船上と波止場で瞳を交わす二人。

さださんの「かささぎ」が効果的に流れる。

戦争はその後までもずっと哀しく悲惨な物語を綴っていく。
そして何時も一番哀しい思いをするのは市井で一生懸命に生きる人々だ。

さる視聴者アンケートで「テロ特措法」によるインド洋上の自衛隊艦艇の連合軍海上給油活動に対して賛成が60%くらいあった。と言うのをテレビで見て、ある種の戦慄を覚えた。
確かにそれを直ぐ「参戦」と言うのも違うかも知れないが、政府、与党がこの問題を契機に一気に「九条問題」にまで踏み込む可能性が「無い」と誰が言いきれるだろうか?

「国際貢献」は何も「自衛隊派遣」や「武力行使」だけではない筈で、日本には日本なりの「国際貢献」のあり方を、改めて模索すべきである。

ドラマの感想から道がそれてしまったが、「悲惨なドラマ」を繰り返さないために、どうしたらよいか?家族で話し合えるきっかけにでもなれば、と思い書いた。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
ドラマを観ました。
初めに渡辺さんの音楽を聴いただけで、わっと涙がこぼれてしまいました(笑)。
かささぎ伝説の話し、長くは飛べないから海峡は渡れないという暗示的な言葉に胸が一杯になりました(物語の筋は知らないのですが)。
もちろん主題歌のかささぎは最高です(笑)。

かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きをみれば 夜ぞふけにける

百人一首で好きな歌なのですが、平安の人も
思いを馳せたかささぎ伝説が、
さださんの曲やドラマによって、多くの人の心
を震わせると素敵だなぁと思いました。
笑顔同封
2007/11/18 18:51
笑顔同封さん、いらっしゃい。コメント有り難うございます。

大伴家持の歌ですね。素敵です。

「かささぎ」朝鮮半島では七夕伝説、織姫と彦星の橋渡しをする鳥、として親しまれているそうです。
古人は遠い夜空に浪漫を感じ、其処に様々な物語を描いてきたのですね。哀しい物語を・・・

日本でも九州等では見られ、佐賀では県鳥になっているとか?秀吉の朝鮮出兵の際、渡鮮した武将が日本に持ち帰ったものが繁殖したらしいのですが、思えばこの朝鮮出兵が日本と隣国との哀しい歴史に今尚大きく影を落としていると言えますね。

戦争に纏わる哀しい物語は時代を超えて続いている訳で、両国が真に隣人になるのにはまだまだ時間がかかるのかも知れません。
さださんの曲がこのドラマによって多くの人々の心を打つことを祈って・・・
羽柴小一郎
2007/11/18 20:49

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