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zoom RSS 「絵画館」

<<   作成日時 : 2007/10/14 18:03   >>

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明治神宮外苑の一角に一見国会議事堂に似た立派な建物がある。
コンクリート2階建て、中央部分は3階で屋根が巨大なドームで覆われている。

聖徳記念絵画館・・・と言うのが正式名称のようだ。
建物の中には明治天皇の事績を表した和洋80点にも及ぶ絵画が常設展示されている。
もちろん一般にも見学する事ができる。入場料は一般大人で¥500

東京のほぼ真ん中に位置すると言うのに木々に覆われ緑豊かな明治神宮外苑は日比谷公園、上野動物公園と並んで都心のオアシスだ。

若い頃はよくプロ野球観戦の為にこの神宮外苑を訪れた。
総武線、信濃町駅を降りて歩道橋を渡るともう神宮外苑の森、絵画館前広場から軟式野球場のほうへ歩いていくと何面かある軟式野球場の一番奥のグラウンドに、その日スワローズと対戦するビジターのチームの選手達(私はジャイアンツファンなので主にジャイアンツの選手見たさに此処を通るのだが)が100メートルダッシュやストレッチ、キャッチボールなど思い思いに体をほぐしているのが見られ、其処を抜けると明治神宮野球場のスコアボード下外野席入り口に辿り着く。

試合時間までにまだ時間があるときに2度ほど絵画館へ入館した事があるが、その絵画の素晴らしさや絵画館の雰囲気にいつも圧倒されていた。

試合が終わり帰り道、負けて帰るときも勝って帰るときも、美しくライトアップされた絵画館はいつも美しい姿で見送ってくれた。

さて、プロ野球もレギュラーシーズンを終了し、今はクライマックスシリーズがたけなわだ。
だが、その中で今年も幾人もの引退選手が各球団から発表されるシーズンにも入った。

そのひとり、ヤクルトスワローズの古田敦也捕手兼任監督・・・
ヤクルトに一時代を築いた名捕手がユニフォームを脱ぐ。
そのインサイドワークの匠さとバッターの隙を突く明晰な頭脳、捕手の経験から培ったバッティングなど私としては敵ながら流石!!と言う感じだった。

どちらかと言えば「お客さん」だったスワローズが古田選手の出現で強敵となった。
彼がレギュラーに定着してからは、「スワローズに負けた」と言うよりは「古田に負けた」と言う形容の方が合う様にジャイアンツのバッターたちは打てなかった。

印象に残っているのは、今や巨人の選手会長、高橋由伸選手が新人の年のオープン戦のヤクルト戦でホームランを放った時のインタビューでの答えで、「古田さんに巧く打たされちゃいましたね」と言うものだ。つまり、古田捕手は鳴り物入りで巨人に入団した大物新人がその額面どおりに打てるのか、スコアラーから上がってくるデータに間違いは無いか、それを見極める為に敢えて高橋選手にとってのホームラン球を投手に投げさせ、その技量を確かめたのだ。(と、たぶんそう思うのだが・・・)、確か現ヤンキースの松井秀樹も巨人の新人時代にヤクルト戦初ホームランの後で同じような事を言っていた気がする。
それが証拠に、高橋由伸も松井秀樹もその後、スワローズの投手陣に翻弄される事になる。

30歳も半ばを過ぎ、ベンチに引くことが多くなり、昨年監督に就任、現役も続行して「代打、オレ」が話題を呼んだりもしたが、結局古田捕手を欠いたチームは中々浮上できず、その責を一身に背負った。
もうひとりの名捕手、西武ライオンズの黄金時代を築いた名捕手、伊藤監督もユニフォームを脱ぐ。また、一つの時代が終わろうとしている。

「絵画館」の秋は日差しを浴びて穏やかに時を過ごしている。

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