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zoom RSS 「September Moon」

<<   作成日時 : 2006/09/10 23:45   >>

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あの日から5年、時の流れは早く、あれほどの大事件も当事者の方以外の人の記憶からは少しずつ薄れていくのであろうか?

その日、夕方からのプロ野球中継を見ていた。8:30過ぎ頃だろうか、野球中継の画面の上部に臨時ニュースを告げるテロップが流れた。「アメリカの旅客機が貿易センタービルに衝突」の第一報・・・

その時「あ〜、民間の小型旅客機が操縦を誤ったのかな?」くらいに思っていた。
だが、現実は違った。

野球中継が終わり、画面がニューヨークからの衛星中継に切り替わって最初に映し出されたのは白煙に包まれる貿易センタービルだった。
しかも現地でレポートすべく、ニューヨーク支局の特派員は努めて冷静を装いながらも、目の前で起こっている恐怖の事態をこう告げた「大型旅客機が乗っ取られ、そのまま貿易センターに激突、ビルもろとも炎上中」・・・たまたま取材中だったカメラクルーが捉えた激突の瞬間の映像や飛び散る破片・・・特派員のレポート中、又一機、ツインタワーと呼ばれた貿易センターのもう一方のビルに緩やかに突っ込み爆発、炎上・・・

こんなにも恐ろしい衛星生中継を今までに見たことがなかった。
白煙と紅い炎を上げる二つの摩天楼と、紺碧に晴れたニューヨークの青空のコントラスト、絶叫にも近いレポーターの声、町中を逃げ惑う人たち・・・

やがて臨時ニュースの続報がアメリカ本土防衛の拠点、ペンタゴン(国防総省)にもハイジャックされた旅客機が突っ込んだ。と告げた。

炎上を続ける貿易センターを、カメラはずっと中継していた。
テレビのスウィッチを切ることが出来なかった。見るのは怖い、だけど事の顛末を見届けなければいけない。何故かそんな気がした。
やがて摩天楼は白煙と共に大崩落を起こし、アメリカの繁栄の象徴とも呼べるその威容を消した。

結局、その夜は殆ど眠る事ができなかった。
事件はアラブ系反米組織の犯行とされ、後に、あの一瞬で4000人を超える人々が犠牲になったと報道された。その中には日本人の方も含まれている。

先日「報道ステーション」で貿易センタービルの83階に閉じ込められ、必死で救助を求める女性とレスキューのテレフォンオペレーターの女性との息詰まる最後の交信記録の一部始終を流していたが、それを聴いていて何故か涙が込み上げてきた。

この日を境に、「テロ撲滅」や「大量破壊兵器隠匿の解明」の名の元に、アフガンやイラクでの掃討戦が展開され、その波は決して日本に無関係な筈はなく、「後方支援」「平和維持活動」の大儀の下、「自衛隊の駐屯するところは戦地ではない」と言う曖昧な根拠と「国民の支持を得ている政府」の判断により、自衛隊発足以来の「海外派兵」が断行された。

私たちは決してこの日を、それからその後の世界と日本の対応を忘れてはならない。
「無差別テロ」は許される事ではない。例え思想的、政治的、民族的な諸問題があったとしても・・・しかしそれをもっと強力な兵器で抑圧するだけで、「憎しみと怒りと悲しみの連鎖」が終わる事も無いだろう。

「世界平和」・・・単純明快なこの四文字の言葉の実現が、何故ここれ程までに果てしなく難しいのか?。

「夏 長崎から FINAL」ラジオ放送を聴きながら、今これを書いている。

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