夢鏡

アクセスカウンタ

zoom RSS 終戦の日と「精霊流し」

<<   作成日時 : 2006/08/16 00:49   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今朝は総理の靖国神社公式参拝〜記者会見・・・のニュースでメディアは賑やかだった。

私も子供の頃、両親に連れられて1度だけ行った事がある。
神社そのもの(本殿とか)は他の神社と同じように神殿造りの大きな建物が印象的だったが、一番印象に残ったのは歴史資料館(遊就館と言われている)に展示されている戦争の遺物や遺品の数々を見た時だった。特に驚かされたのは人間魚雷「回天」と言う特攻兵器だ。
一人の人間がこんな小さな、しかも爆弾を抱えた潜航艇で敵の戦艦や空母に体当たり攻撃をした。それが御伽噺ではなく事実だった事が恐ろしく、哀しかった。

たぶん日本人なら何処の家でも親戚、親類、縁者を辿れば必ず何人かの戦没者がいると思う。私は父の姉の夫(つまり義叔父)が南方戦線で戦没している。
が、かと言って「靖国」へ毎年参拝するわけでもなく、家の仏壇に他の御先祖様同様、位牌を置き、我が家の菩提寺の「浄土真宗」で祀っている。私はそれで良いと思う。

信仰と宗教は自由である。誰もが心の中で自分の愛した人、大事だった人、大切だった人を偲び、思うのは平等に与えられた権利であるし、残された者の義務でも或る。その形式も人それぞれで良い。キリスト教でも、仏教各派でも、神道でも・・・誰も人からそれを奪う権利も、また強要する権利も無い。

ただ、「靖国」は普通の宗教とは成り立ちからその置かれている立場まで他の宗教とは違う。
これを肯定する事も否定する事も、「靖国」についてさほど知識も無いものが述べる事は憚られるが、唯一つ言えるのは、戦争の悲劇や悲惨さを後世に残す「有形」の語り部、としては必要なのではないか、と私は考える。

思うのは「英霊の御霊」に対しての「参拝」に公式も非公式も無いのではないか?と言う事。
総理や大臣、政治家としての立場では参拝するが、引退したり職を辞したら行かない。と言うのはどうなんだろう。(もちろんこれも個人の自由だし、彼の人の言う{心の問題}なのだけれど)
「そういう役職も肩書きが無くなっても私は戦争で亡くなられた方の鎮魂の為に参拝し続けます」と言うなら、そして本当にそれをし続けるなら、この問題で反日感情を露にするアジア諸国もいずれ理解してくれると思うのだが・・・(もっともこの反日感情を利用して国民の団結心を強化しようとみえみえの国もあるみたいだけどね。) 所で本当に職を辞しても個人的に参拝し続けていらっしゃる方って居られるのでしょうか?

それともう一つ、「全国戦没者追悼式」で総理が述べられた「不戦の誓い」「恒久平和への道」努々お忘れ無き要に・・・「その時」になって「もう私は総理じゃないから」なんて言わないで次の人たちにもちゃんと引き継いでくださいよ。

今日の正午、ささやかに黙祷を捧げる。2度と世界全土が戦禍に巻き込まれぬよう「祈る」
先の大戦で亡くなられた方々は300万人を超えると言う。
私たちはその事実を忘れてはならない。そしてどう後世に伝えて行くかを考えなくては・・・


今日8月15日は仏教では「盂蘭盆会」 お盆である。この日長崎では「精霊流し」が行われる。
このお祭りを私が知ったのはもちろんグレープの「精霊流し」だった。
小さな灯篭に蝋燭を立て御霊を川に流す「灯篭流し」はよく各地で行われているのをニュース映像などで見ていたから「精霊流し」もそんな感じかな?と思っていたが実際はぜんぜんスケールが違っていた。
もっとも私が実際に見たのではなく、さださんがコンサートで話されていた「僕が見た中で一番大きいのは、この舞台の間口より大きい、それが3連だった。」と言う話と映画「精霊流し」を見たので知ったのだけれど・・・

爆竹を打ち鳴らし、鐘を叩き、大きな掛け声と共に親戚一同で船を引く。そして川にそれを投げ落とす時、亡くなった人との決別を思い切る。帰りは皆、足が重い、「壮絶な祭りだよ」とさださん。
「長崎では原爆が落ちたその6日後に精霊船を出した人々がいる」
そんな話をさださんから聴いて胸が熱くなった。

先日、少し早かったが母と義姉の墓参りに出かけた。墓を洗い、花を捧げ、線香に火をともし、そっと手を合わす。
炎天下、遠くに入道雲、遠雷の音・・折から「蝉時雨」、もうすぐ夏も終わる。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
終戦の日と「精霊流し」 夢鏡/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる