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zoom RSS 私花集〜学生時代の指揮者奮闘?記〜 心の旅

<<   作成日時 : 2006/02/24 23:22   >>

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私は幼少の頃、超虚弱体質で、余り外には出ず家の中で本を読んだりテレビを見てばかりいた。
良く見ていたテレビ番組は「サンダーバード」や「腕白フリッパー」等の海外ものや「巨人の星」「サイボーグ009」などの日本アニメ、特に好きだったのは「宇宙大作戦」と言う特撮もので後の長編映画シリーズ「スタートレック」のテレビ版、スポック副長というキャラクターが好きだった。

こう言う生活では親しい友人等中々出来るわけは無く対人関係が苦手だった。いきおい人見知り、人嫌い、引っ込み思案、引き篭もりになって行く。
何年か前、ひとと ようさんの「もらい泣き」と言う歌が大ヒットしたがこの唄をはじめて聴いた時「ア、あの頃の俺だ」と思った。確かこんな歌詞だったと思う「一人ダンボールの中テレビばかり見てる夜光虫」・・・

中学へ進んだ時、この性格を何とかしたい、と考えていた。
「演劇部に入らない?」と言う友人の一言に、「そうか、演劇部で何か演じられれば人前に出ることが普通に出来るようになるかもしれない、これはひょっとして自分を変えるチャンスかも・・・」
そう思い至った私は友人に「よし、演劇部に入部しようか」と答え、翌日入部届けを顧問である社会科のT先生に提出した。先生は久しぶりの新入部員にメガネの奥の目を細めて喜んでいたっけ。

初めて部活に出席した日、部長から先輩メンバーを紹介された。3年生は部長を含めた女子4人、2年生は出てきたり来なかったりの男子1人、そして1年坊は私と友人S君の2人、計7人の船出であった。

演劇部の発表の場は限られている。秋の文化祭と春の新入生歓迎会、主にはこの二つだ。
私たちは入部後先ずは基礎である発声練習、発音練習、腹筋などの練習を毎日繰り返した。
これが結構ハードである。文化部だから楽そうと思ったら大間違いで時には「陸上部か?」と思うほど走らされたり、体育の時間より腹筋などの基礎運動が激しかったりしたものだ。
そうこうしながら3ヶ月くらいで何とか声が出るようになると次はいよいよ文化祭に向けて台本選びだ。これはたまにしか来ない顧問のT先生の意向が強い。なるべく学生らしいものをというような配慮かららしいが3年生は其処は女子。なるべくメルヘンチックな物をやりたがったがことごとく却下され
結局決まったのは「緑の旗の下に」という第2次大戦下のポーランドでドイツ軍に抵抗するパルチザンとドイツ軍将校の心の交流を描いた(と記憶しているが定かではない)物語で私はパルチザンを匿う教会の牧師役だった。Sは逃亡中怪我をしたパルチザンの役だった。

’73年当時、今のようなコピー機やパソコンなど存在する筈も無く、台本は原本をガリ版原稿に鉄筆で書き起こしその原稿を輪転機と言う手動印刷機に取り付け、わら半紙にガリ版印刷するというものだった。
3年は進路問題等で忙しい、2年生の先輩は当てにならず私と友人Sの2人で手や顔を真っ黒にして輪転機を回し台本を作った。衣装などもわざわざ買える訳も無く、牧師役の私は詰襟学生服を後ろ前を逆にしてそれ風に見せ、ドイツ軍将校役の先輩はお父上のカーキ色のジャンパーを加工したりズボンもそれなりに見せたり全てが自前だった。照明は演出の先輩と2年生の先輩とその友人、効果音は顧問の先生、と何から何まで手作りの小さな小さな舞台。
100人も入れば息苦しい狭い視聴覚教室の手作りの舞台が私の初舞台だった。

その時の事は何も覚えていない、ただスポットライトの眩しさとドーランと化粧品の匂いと、とりあえず何かをなし終えたと言う思いだけが残った。3年生の先輩達は「後は頼んだよ」と言って卒業して行った。
この頃大好きだった曲がある。チューリップの「心の旅」、同じクラスの席が隣だった娘がいつも口ずさんでいた曲、・・・フォークソングとの出会いだった。私がグレープに出会う一年前の事である。


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湘南のJOHN LENNONの独り言
2006/02/25 03:26

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
羽柴小一郎さん、はじめまして!
小生のブログではコメント本当にありがとうございました。
羽柴小一郎さんの仰るとおり、小生も全く同意見でカーク船長や
ミスター・スポック、ドクター・マッコイの出ている
スター・トレックこそスター・トレックと言えるものだと思っています。
また寄らせていただきます。これからもよろしくおねがいします。
湘南のJOHN LENNON
2006/02/26 21:44
湘南のJOHN LENNONさん、いらっしゃい、はじめまして。
コメント有り難うございます。私もLENNONさんのスタートレックに対する熱い想いを凄く感じました。いつでも又いらしてくださいね。
此方こそ宜しくお願い致します。
羽柴小一郎
2006/02/26 22:30

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