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zoom RSS 私花集〜学生時代の指揮者奮闘?記〜 笑顔同封

<<   作成日時 : 2006/02/26 21:48   >>

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さて、どうにか部らしくなった演劇部その後・・・
2年生の文化祭は「夕鶴」をやった。日本昔話「鶴の恩返し」を木下順次先生が戯曲に書き起こしたものだ。私は「与ひょう」と言う人は良いが騙されやすい農夫役、クラスメイトの子が主人公「つう」役、一年生が「与ひょう」を騙す「「そうど」・・・前に書いた「部活荒らし」のとばっちりで入部してきた同級生が「うんず」、このメンバーで文化祭、次の年の新入生歓迎会と公演した。

文化祭後3年の先輩が引退すると、新体制作りとしてクラスメイトの女子を部長にし、私は2年続けて副部長として部長をサポートする事にした。3年の先輩が抜けて私以外は皆女子ばかりになってしまったのでこの際は女子主導で部を運営し、私はなるべくバックアップに廻ろうと考えた。相変わらず女子間や学年間でいろいろあったが私や顧問が頭ごなしに強制的になるより女子間の問題は女子間で話し合って貰った方が良い、其処から出た結論を私と顧問でよい方向に導いていこうという考えであった。

新年度になり1年生部員も何人か入部し3学年が揃った。私が入部して以来一番の大所帯だった。
が、今度は2年生部員が抜けてその学年は一人だけになってしまった。たぶん残ったこの子が一番演劇には熱心だった。その熱心さが却って孤立を生んだ。辞めていった子達はそれ程真面目に部活に取り組んでいたわけではないので私達も敢えて止めなかった。今度は部内で彼女が孤立しないか気がかりだったが、3年も1年も彼女とうまくやってくれた。
私たち最後の文化祭は彼女と1年を中心に据え「ベニスの商人」をやった。
私たち3年生は最後の文化祭を照明や音響のスタッフとして参加し1,2年をサポートした。

ただこの文化祭を私は違う形で参加する事になった。
文化祭実行委員会より文化祭での「文化部活動紹介」のコーナー司会を任命されたのだ。
実行委員会顧問で「吹奏楽部」鬼顧問の指名だった。
この音楽の先生は授業では優しい老教師だが「吹奏楽部」の練習はとても厳しいので評判だった。
この先生の見かけによらない熱血指導の賜物で「吹奏楽部」は県下でも有数の成績を上げていて我が校全部活の中でも一番の成果だった。

その先生から直々の指名に身も引き締まる思いだった。「あの先生に認められた」と言う晴れがましい思いと演劇部に入った事が無駄ではなかったと言う事が嬉しかった。
文化祭のステージ部門「吹奏楽部」「演劇部」「合唱部」「そして「文化部活動紹介」はこの年、学校近くの地区公民館大ホールを借りて行われた。キャパシティ300ほどが満席だった。
「部活動紹介」は1クラブ3分と言う限られた時間で10数クラブ、自分達で紹介に出てくる部は良いが私が紹介文を読まなければならない部が5部位あってストップウォッチ片手に直前まで練習した。本番の仕切りも何とか無事にこなした。本番が終わりステージを降りると演劇部顧問と吹奏楽部顧問が笑顔で迎えてくれた。「よくやった」この一言が後の私の人生をどれ程支えてくれたか判らない。

この3年生の時も「図書室ブレーン」は相変わらず暇があると図書室に溜まっていた。
生徒会副会長、書記、新聞部長、図書委員長とその一味そして私など10人くらい、例の「グレープファン」もその中にいた。この頃になるとみんな受験の事や何処へ進学するかと言う事が話題の中心だったが、何故か「グレープファン」が伝染し、みんな受験勉強がてらに「グレープのセイヤング」を聴き始めた。「セイヤング」の翌日はその話題で持ちきりになった。やれ、さださんのあの話はどう思うとか、マチャミの生歌は昨日はうまかったとか・・・
そんな中に入ってくる後輩達もいた。私達は学年の垣根を越えていろんなことを話したり、相談し合ったりした。
その中にとても笑顔の可愛い2年生の女子がいた。文芸部副部長の彼女は図書室以外の、例えば廊下ですれ違う時でもホントに素晴らしい笑顔で挨拶をしてくれた。
いつしか「グレープ愛好会」と化していた「図書室ブレーン」の面々は私も含めてみんなで彼女の事を「笑顔同封」と呼ぶようになった。みんなの妹のような存在だったのだ。

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